宝塚メイクは怖くないよ

宝塚を初めてみる方や離れてしまった方に読んでもらいたいブログ

「来週の月曜日、旅に出よう」「あなとなら何処へでも」宝塚名セリフ。うたかたの恋

こんにちは。ちくわです。

友人と話をしていました。

ゴールデンウイークの予定の話です。

こんな話でした。 

 

「来週の月曜日から彼氏と旅行にいくんだーー」

 

ふとあのセリフが浮かびます。

あのセリフです。

「来週の月曜日、旅に出よう」

「あなとなら何処へでも」

 

「うたかたの恋」の名台詞です。

自殺を決意した後の2人の言葉です。

(けして友人は覚悟していません)

 

前回、私が最後に観劇したのが、凰稀かなめさんの「うたかたの恋」でしたというお話をさせていただきましたが。

 

takarazuka55.hatenablog.jp

 

私が初めて宝塚を観劇したのも、

これまた全国ツアーの「うたかたの恋」でした。

 

1999年冬、月組。

真琴つばささん。

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そして私の神78期生、檀れいさんです。

 

そうでした。

檀ちゃん、真琴さんのお相手もしてました。

スパンを開けて二度娘役トップスターやる方も珍しいです。

そしてミッチーと結婚したあなた。

とても好きです。

とても興味深い。

 

今からもう17年前。

真琴つばささんの無理のない低音の声が、宝塚初心者の当時の私にはしっくりきました。

一気にはまっていきました。

 

ここで少しだけ、この作品の紹介しましょう。

 

「うたかたの恋」

 

19世紀末、オーストラリアで実際に起こったとされている。

クロード・アネの小説が原作。

 

この小説は、

オーストラリア=ハンガリー帝国の皇太子ルドルフと、男爵令嬢マリー・ヴェッツェラ心中事件

通称「マイヤーリング事件」を基に書かれた小説でした。

 

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ルドルフ (オーストリア皇太子) - Wikipedia

こちらがルドルフさん。

なかなのイケメンです。

このルドルフさんが、

妻子があるのに16歳の男爵令嬢と激しい恋に落ち、いろいろ大変なことが起きて、謎の死を遂げた。

って、そんなお話です。

 

宝塚版は宝塚用に脚本が書かれています。

最後に、死を決意したルドルフがマリーに告げる言葉。

 

「来週の月曜日、旅にに出よう」

「あなとなら何処へでも」

 

この名台詞。

だめよ〜、だめ。だめ。いっちゃだめ〜。

 

しかし、こんなにドロドロで悲劇なのに、

皆さんご存知のあの名シーン、

「たべちゃうぞ~~」

「はい、どうぞお食べください!!」

 

ルドルフとマリーのオオカミごっこは、

宝塚ファンの気持ちをぐっとつかむ憎い演出だと思います。

さすがです。柴田先生。

気持ち悪いです(笑)

褒めてます。

檀ちゃんのきゃぴきゃぴもあまり見たくありません。

神秘的にお願いします。

 

とはいえ、友人の何気ない一言から、

頭の奥にしまわれてしまっていた当時の出来事や、作品を思い出させてくれました。

感謝しています。

 

どうか無事に帰ってきてください。

友人殿・・・

 

ということで、きょうはこの辺で。

ちくわでした。

いつもありがとうございます。

ごきげんよー。