エリザベートの生涯から想像するタカラジェンヌの「理想のタイプ」
こんにちわ。ちくわです。
エリザベート、とても好評ですね。
ところで、気になるところがひとつです。
制作発表の小池先生の言葉、
「様々なものを削ぎ落としたことによって核心を突いた朝夏のトートは想像以上に面白く、とても新鮮なトート像だと感じました。」
この「色々なものを削ぎ落とした」というところが気になります。
とうこさん(安蘭けい)さんの先日のインタビューにもありました。
宙組の「王家に捧ぐ歌」を見た感想。
「さっぱりしてた」って(笑)
「時代は変わった」んだなって。
いい悪いの問題ではありません。
「学生運動」だの「ゆとり教育」だの、社会現象もその時代によって変わっていくように、そうやって、どんどん宝塚も変わっていきます。
ファッションのように、また回り回って戻ってくるかも知れません。
きっとわたしは、さっぱりした宝塚も好きです。ナチュラル万歳です。
しかしいつまでも宝塚は「ミュージカル界の異端児」であってほしいですね。
ということで。
ただいま、ちょっとこちらを読み始めました。
エリザベート
~美と旅に生きたさすらいの皇妃~
エリザベート [ 森実与子 ] |
1837年12月24日クリスマスイヴの夜に生まれたエリザベート。
彼女の生い立ちや、生き様がわかりやすく書かれています。
(まだ読み始めたばかりですが・・・)
そして、この本は絵画はもちろんのことですが、たくさんの実際の写真も載っているのが魅力的です。
エリザベートの写真、ゾフィ、フランツ、兄弟、赤ん坊のルドルフを抱くエリザベート、皇帝一家、
そして、実際に身に着けていたドレスや靴やアクセサリーなど。
様々な写真が載っています。
タカラジェンヌの皆様はこういった写真をたくさん見て、勉強し想像しているのだろうなと思います。
わたしも、貴城けいさんの退団公演を見るために「坂本龍馬」の勉強たくさんしました(笑)
とは言え、宝塚(ミュージカル)は「夢の世界のフィクション」ですから、ストーリーはもちろん実際ものと異なってきます。
この本には「トート」の存在ももちろん出てきません。(たぶん)
が、このフィクションの中で、トートがどんな行動をとりどんなことを考えるのか、
それを想像するのも楽しいものです。
そして、各時代の各スターさんが、どんな風に架空の人物を描くのか、
それを見れるのが、再演作品の魅力です。
そのスターさんの心の中の物語を覗き見ることができるのですから。
きっと、「理想のタイプ」が出来上がるんでしょうね。
そんな事を想像しながら宝塚の公演を見るのも楽しいですし、
この本のような実際の伝記本を読むのも楽しいと思いますね。
興味のある方はどうぞ↓
次はこれ読みます↓
ちなみに、お近くの図書館に行けばきっと置いてあると思いますよ♪
お時間のある方は行ってみてください。
ホントいろいろな本があって楽しいです!
ではでは。今日はここまでで。
いつもありがとうございます。
ちくわでした。ありがとうございました。
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